IELTSスピーキングのパート1の対策をする際に、どのような回答が高得点につながるのか?あるいは、どれくらいの長さで回答すればいいのかなど疑問に思ったことはありますでしょうか?
今回は、IELTSスピーキングパート1全体の回答方法や高得点をとるコツ、絶対に避けるべきポイントをご紹介できればと思います。
今回ご紹介する内容を実践した結果スピーキングでバンド7を獲得しました。
また、スピーキングで6.5取得するまで勉強方法を別記事で紹介してあります。実際に使用した参考書含めて紹介しておりますので参考にしてみてください。
IELTSスピーキングパート1全体の回答方法がわかる。
高得点取るポイントを知ることが出来る。
減点になってしまう回答がわかる。
IELTSスピーキングパート1の形式と内容
IELTSスピーキングパート1では、試験官との会話形式で始まります。質問としては日常生活における幅広いカテゴリーから特定のものに関して聞かれます。
カテゴリーとしては、趣味、家族、健康、文化、勉強などがあります。
質問に対する回答の長さとしては特に決まりはありませんが、短すぎず長すぎない適切な長さで回答することが重要です。
一部ではありますが、パート1の質問としては下記のようなものがあります。
- Do you work or are you a student?
- Do you like your job?
- What do you do in your free time?
- Do you enjoy traveling? why ?
- Is fashion important to you?
- How often do you watch films?
上記のように、シンプルで答えやすい内容の質問がされます。
これから、スピーキングパート1における重要な回答ポイントをいくつかご紹介できればと思います。
例文も使いながら紹介できればと思います。
【高得点につながる】回答する際に押さえるべき4つのポイント
質問に対して回答する際に重要なポイントをご紹介できればと思います。
また、バンドスコア6~7以上取るために必ず必要になってくる内容なので是非参考にしてみてください。
1. 2文以上で回答する
質問の回答の際には必ず2文以上で回答するようにしましょう。一文で回答することを避けて、できるだけ具体的な情報を追加して回答できるとスコアアップにつながります。
例えば:
Q: Do you enjoy playing sports?
・悪い回答:Yes, I enjoy playing them.
・良い回答:Yes, I’m really into playing basketball because that helps me stay healthy and gives me an opportunity to interact with my friends. I enjoy basketball with my colleagues once a week.
このように、悪い例だと一言で終わっています。このような回答は絶対に避けたいです。良い回答では、理由やいつ誰となど具体的な情報を加えるだけで表現が豊かになります。 良い回答例を参考にして自分なりの回答を作り練習していきましょう。
2.上級レベルの語彙や英語表現を使う
回答する際にできるだけ上級レベルの単語やイディオム、あるいはを使って表現していきましょう。ハイレベルの表現を使うことで語彙力があると見なされスコアアップにつながります。逆に簡単な単語や熟語、あるいは一度使ったものを何度も使用しているとバンドスコア6以上取ることは難しいです。
例えば:
Q:Do you like fast food?
・悪い例:Yes, I really like it.
・良い例:Yes, I am a huge fan of it because it’s convenient and tasty, especially when I am busy and don’t have enough time to cook. On top of that, it’s really reasonable.
悪い例では、普段使うような単語で回答しております。
良い例では、a huge fan ofや on top of thatなどワンランク上の表現を使っております。良い例のような回答を目指していきたいです。
よくある勘違いとして、回答する際に毎回レベルの高い単語や熟語を使わなければならないと思う方がいると思いますが、その必要はないです。スピーキングパート1において複数回ハイレベルの単語やイディオムを使うだけで問題ないです。
スピーキングでバンドスコア7獲得するまでの勉強法と使用した参考書をご紹介してありますので、気になる方は参考にしてみてください。
3.パラフレーズして回答する
回答の際に、質問に含まれている単語や文章を言い換えて答えるようにしましょう。パラフレーズすることで語彙や表現力が高いとみなされて評価が上がります。
質問の文章をそのまま使って回答するのは避けましょう。
例えば:
Q:Do you enjoy watching films?
・悪い例:Yes, I enjoy watching films.
・良い例:Absolutely yes. I find it fun to watch them.
悪い例だと質問の文章をそのまま使用しています。
良い例に関しては、表現を言い換えて回答しています。回答の際はできるだけパラフレーズして答えるようにしましょう。
この部分に関しては、バンドスコア7以上取るには必要な要素になるので何度も練習して自然に答えられるように対策しましょう。
4)様々な構文を使う
単純な構文を使い続けずに、できるだけ様々な文型を取り入れて回答することをお勧めします。いろいろな構文を使って回答することで、レベルの高い語彙や文法を使いこなせていると評価されて、スコアアップにつなげることができます。
例えば、一部ではありますが下記のような構文は覚えておくと便利です。
- 比較表現: I prefer coffee to tea because it keeps me more energized during the day.
- 条件文: If I have free time on weekends, I often go hiking with my friends.
- 理由付け: I enjoy reading novels as it helps me relax and expand my imagination.
様々な構文を使用することでまとまりのある文章を作ることができます。また、回答も一貫したものになりやすいのでうまく伝わり得点につながります。
他にもいろいろな構文があるので、自分なりに必要だと思うものは何度も使い練習して本番の対策をしていきましょう。
スピーキングパート1で避けるべき3つの回答方法
最後にIELTSスピーキングパート1で絶対に避けたい回答方法をご紹介できればと思います。
これから紹介する答え方はできるだけ避けて頂ければと思います。理由は語彙力であったり文法力などがそこまでなく表現が豊かではないと評価されてスコアが上がらないからです。
1.一度使った表現を繰り返し使う
同じ表現ばかり使うと単調な印象を与えます。
初めの章でもお話しましたが、質問内容と同じ表現を使ったり、前に回答した際に使った同じ単語やイディオムの使用はできるだけ避けましょう。
何度も同じ表現で回答することで、語彙力や文法力がないと評価されてしまいなかなか得点が上がりません。
類義語や同義語などを上手く使って回答していきましょう。
2. 短すぎる回答
“Yes, I do”や”No, I don’t”のような一言での回答を避けてほしいです。
こちらもすでに説明しましたが、一言や端的な回答は絶対に避けましょう。 最低でも2~3文以上で回答するようにしましょう。
短い回答は語彙力がないとみなされて減点につながってしまいます。
3. 長すぎる回答
長すぎる回答は時間管理の観点で不利になる可能性があります。適切な長さを心がけましょう。
長くしゃべれば高得点が狙えるわけではないです。イメージとしては、2~3文ぐらいが程よい長さの回答になると思います。それらを目安に回答をしてみてください。
まとめ
今回はIELTSスピーキングでのパート1の回答方法や高得点をとるコツなど紹介しました。参考になっていれば嬉しいです。