【仕事と両立】私が実践した科学的な英語学習のモチベーション維持方法10つ公開

こんにちはNaoです。

皆さんはこれまで英語学習をしてきたと思いますが、仕事が大変でモチベーションが維持できなかったり、疲れていてなかなか学習に取り組む意欲がなかったり、あるいは、始めることはできたけど三日坊主で終わってしまうなどの経験はありますでしょうか?私自身も初めのうちはモチベーションが続かず悩んでいました。

今回は、社会人をしながらオーストラリアの大学院に合格した私が実践してきた、科学的に正しい英語学習のモチベーション維持の方法を10つ紹介できればと思います。

目次

英語学習を続けるメリット

まず、本題に入る前に英語学習を続けることのメリットに関してお話できればと思います。

英語学習を続けることのメリットとしてはたくさんありますが、個人的に一番は選択肢が広がることだと思います。選択肢というと、英語が喋れるようになって仕事の選択肢が増えたり、海外移住がすることが出来たり、あるいは外国人の友人が出来たりなどがあります。

実際に自分自身も英語の勉強を続けてきてしゃべれるようになり、英語を必要とする仕事に就けたり、留学することが出来たりなど自分がやりたいことが達成できました。

また、継続する力がつけば、英語学習だけでなく仕事や趣味などにも応用できる点も利点になります。なので、英語学習を継続することで多くのメリットが手に入ることになります。

ただ、実際に継続して学習を続けることは思ったほど簡単ではないです。学習が維持できない原因はいくつかあり、まずはそちらをご紹介できればと思います。

英語学習が継続できない原因

英語学習に取り組んだものの継続して続けること困難だと感じることがあると思います。
いくつか原因をご紹介できればと思います。

1 目標が抽象的

英語学習が続かない一つの理由としては、目標が曖昧で抽象的なことです。目標が明確でないと自分自身が何のために学習しているのかであったり、何に向かっているのかが不明確になりモチベーションの低下につながります。

目標立てる際はできるだけ具体的にすることでやる気の向上につながります。

2 高すぎる目標

二つ目としては、達成したい目標が高すぎることです。目標が高すぎて明らかに達成不可能であると途中であきらめてしまいます。目標を立てる際は無理な目標ではなくて達成可能な目標設定することが効果的です\

3 学習を続ける環境作りができていない

学習が継続できるような環境が整っていないとモチベーションに影響が出ます。よくあげられるのが、スマホやゲーム、あるいはテレビなどによって学習が妨げられることがあると思います。

学習を上手く継続できるような環境づくりはとても大事です。

4 生活習慣に課題がある

生活習慣が乱れていることで英語学習の継続に影響をもたらします。生活習慣でいうと、十分な睡眠がないであったり、食生活が不規則、あるいは運動を全くしないなどです。

正しい生活習慣をすることでやる気やモチベーションの向上につながります。

英語学習のモチベーションを維持する10つの秘訣

これまでは、英語の勉強が継続できない原因についてご紹介してきました。

ここからは、実際にモチベーションを維持する方法をご紹介できればと思います。

1 具体的な目標設定

モチベーション維持する際に重要なこととしては具体的な目標設定をすることです。目標が明確で具体性があるほど人間は行動しやすくなりモチベーションの維持につながります。

皆さんも目標設定はこれまで仕事や勉強をする際に行ってきたと思います。すでに知ってる方もいると思いますが、役に立つフレームワークとしては“SMART”があります。SMARTとは目標設定の際に役だつフレームワークで下記のようなものになります。

Smart:目標が明確かつ具体的である。
・良い例: IELTSスピーキングでスコア7を取る・悪い例:スピーキング力を上げる
Measurable: 進捗や達成度を数字で測定可能である。
・良い例:1週間で単語を150語覚える ・悪い例:スピーキングをネイティブレベルにする
Achievable: 現実的に達成可能である目標。
・良い例:毎日30分BBC newsを聞く・悪い例:毎日英単語を200語覚える
Relevant: 関連性がある(目標が自分の価値観や最終的な目的に関連しているか)
・良い例:最終的に海外留学したいからIELTSでスコア7を取得する・悪い例:とりあえず英語が喋れるようになりたいから学習する
Time bound: 期限がある(目標達成までの具体的な期限を設ける。)
・良い例:6か月後にTOEICで800点達成する。・悪い例: 今年には英語が喋れるようになる。

上記5つの要素を含んだ具体的な目標設定としては下記のようになります。

悪い例(内容が抽象的):今年には英語が喋れるようになる

良い例(SMARTな目標):6か月後までにTOEICのスコアを700から800まで上げる。そのため、毎日平日にリスニングの問題を30分解いて、2週間に一回模擬試験を受ける。

2 具体的な行動計画

目標設定の次に重要なのが、目標達成までの具体的な行動内容を明確にすることです。

やることが明確であればあるほど行動に移しやすくなりモチベーション向上につながります。また、進捗状況も把握しやすくなります。

例えば、目標が“6か月以内にTOEICで800点を取る。そのためにリスニングを毎日30分やり、リーディングの学習を週に8時間やる”と具体的に立てます。

それに対しての具体的な行動計画を立てます
1リスニングの問題を毎朝8時から30分解き、翌日に復習する
2リーディングは月曜日、水曜日、金曜日、日曜日にそれぞれ2時間学習する

このように何時から始める、何曜日に行う、いつ復習するのかなど具体的な行動に落とし込んでいくことがとても大切です。具体的な行動計画を書いてモチベーションを向上させていきましょう。

3 目標までの進捗を可視化する

自分が設定した目標までどれくらい進捗しているか確認できるようにすることで、モチベーションの維持につながります。

多くの心理学の研究では、進捗度合いを客観的に見れるようにすることで達成感を感じさせてくれるということがわかっています。また、目標までの進捗が明確であれば目標達成に向けた努力が続きやすいということもわかっています。

日常生活で分かりやすい例を挙げるとポイントカードをためることと同じような感じです。

例えば、“10ポイントたまると2000円分のコーヒー豆がもらえて、もう8ポイントまで来てるからあと2ポイント頑張ってためよう”というように目標達成まであと少しの地点まで来たから頑張ろうというようにモチベーションが上がります。

英語学習における例としては、目標が6か月後にTOEIC800だとして、自分が現時点で何点取れているかであったり、毎日30リスニングをすることがどれくらい続けてできているかなど、エクセルやノートあるいはアプリなどを活用して自分の学習進捗を確認できるようにしていきましょう。

英語学習で進捗度合いを明確にすることでやる気やモチベーションの向上につながります。

4 英語学習を習慣化する

英語学習を習慣化して無意識に行動できるようにすることがポイントです。そうすることで、仕事が終わって疲れていても習慣化されていれば余計なことを考えずに英語学習に真っ先に取り掛かることできます。

習慣化されていないと、学習に取り掛かるまで余計なことを考えてしまい、継続して学習に取り組むことが難しいです。

習慣化できるまで多少の意志が必要になり大変ですが、習慣化できるまでとりあえず計画通りに学習に取り組んでみることをお勧めします。習慣を形成するためにはいくつかやりかたやポイントがあります。具体的な習慣化方法はこちらの記事で説明してありますので、気になる方は参考にしてみてください。

5 SNSをオフにする

学習する際の妨げになるのがSNSです。英語学習をしている際にSNSが気になり途中で確認したりしてしまうとやる気が途切れて集中力がなくなってしまします。その結果やる気も低下していきます。

心理学の研究では、SNSを何度も確認したりすることでタスクスイッチが起こり学習の効率が低下してモチベーションも下がってしまうこともわかっています。また、多くの情報を受け取ると脳が処理できなくなり疲労を感じて意欲が低下します。 なので、できるだけケータイ自体を机に置かなであったり電源を切ることをお勧めします。

6 Youtubeなど活用して楽しみながら学習する

英語を学べるYoutubeやアプリなどを活用して楽しく学習することでモチベーションの向上につながります。科学的には、楽しいと感じる活動に対してドーパミンが分泌されて快感を引き起こしやる気を高めてくれます。

例えば、Youtubeで自分の好きなジャンルである旅行をテーマとした動画を見ながらいろいろな単語やフレーズを学んでいくことで、モチベーションも維持しつつ学習することができます。実際に私自身は、IELTSでスピーキング6.5取るために日常英会話をアメリカのYoutube番組を見て学び、学んだことをその日にアウトプットして練習していました。結果的にスピーキングで6.5を取得することができました。

Youtubeだけではないですが、自分が楽しんで学べるというような物や方法を見つけてそのやり方で学習していくのがやる気の維持につながります。

7 同じ目標を持った人とつながる

似たような目標を持つ人と交流してつながることでモチベーション維持や向上に大きくつながります。目標を共有することで共に頑張ろうと思ったり、適度な競争心や刺激が生まれて、結果的にやる気の向上につながります。

例えば、近い目標を持った会社の同期や友人などとTOEIC900点を3か月後に取るという目標を共有して、日々お互いに進捗を確認することで、他の人が頑張っているから自分もやる気が上がったり、他人に負けたくないなど感情が出てくるようになります。

このように、他人に目標や進捗などを共有することでやる気の向上・維持につなげることができます。

8 有酸素運動でモチベーションの向上

有酸素運動がドーパミン分泌を促進してくれてモチベーションを向上させてくれます

ドーパミンは脳内で「やる気」や「報酬」を司る神経伝達物質です。有酸素運動はこのドーパミン分泌を促進し、モチベーションを高める効果があります。

Wang & Volkow (2004) の研究では、定期的な運動がドーパミンを生みだし、やる気や意欲を向上させることを示唆しております。

また、モチベーションではないですが、有酸素運動は記憶や学習能力に関連する脳の海馬を成長させることがわかっています。なので、記憶力や学習能力の向上にもつながるのでとてもメリットがあります。

9 やる気や気分を改善する食事をする

モチベーションを維持するうえで大切なのが日々の食事です。
毎日食べるものがやる気やモチベーションに影響を及ぼします。普段から油が多いものや砂糖などを多く含んだ食事ばかりしていると、脳に影響を及ぼして倦怠感、やる気の低下、あるいは集中力が下がるといったことが起こります。

お勧めなのが、ドーパミンを増やしてくれる食事をすることです
先ほどもお話した通り、ドーパミンはやる気を上げてくれます。

ドーパミン生成に必要なチロシンを多く含む食品を積極的に摂取することをお勧めします。 チロシンを多く含む食品としては、チーズ、バナナ、納豆、豆腐、ナッツなどがあります。

いきなり食生活を変えることは大変ですが、お菓子を食べる代わりにナッツを食べたり、朝食にフルーツを食べたりなど少しずつ変えていくことをお勧めします。
普段から健康的な食事をして脳を活性化させてやる気を高めていきましょう。

10 目標達成後の姿を想像しモチベーションを上げる

目標達成後の成功した姿を想像することでモチベーションを上げることができます。
成功した未来を鮮明にイメージすると、脳は報酬を期待してドーパミンという神経伝達物質を分泌します。 ドーパミンは「やる気」や「集中力」に直結するので、行動を起こしやすくなります。

例えば、1年後にIELTSスコア7を獲得してイギリスに留学している、あるいは半年後にTOEIC900点取り会社でマネージャーに昇格して世界を舞台に活躍しているなど成功している姿を想像します。

このように自分の目標達成した後の姿を想像することでモチベーションが上がり効果的に学習に取り組めます。是非実行してみてください。

まとめ

本記事では英語学習におけるモチベーションを維持する方法をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した内容は自分自身が実行してきて効果的であり、自分の目標達成にもつながったことなので、是非参考にしてみてください。

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