IELTSリーディング6.5取得までの勉強法をご紹介

 IELTSリーディングの具体的な勉強方法がわからない。勉強しているけどなかなか点数が伸びない。そもそも今の学習方法が正しかどうかわからないなど疑問に思ったことはありますか。
今回はIELTSリーディングの勉強方法をご紹介できればと思います。また、実際に私自身が実践したやり方を含めてご紹介できればと思います。

今回ご紹介する方法でリーディングで6.5取得することができました。

今回の記事を読むことのメリット
  • リーディングの具体的な勉強法がわかる
  • スコアアップのコツがわかる
  • どの参考書を使えばいいかわかる
目次

IELTS リーディングの全体像

大前提にはなりますが、リーディングテストの概要を簡単に説明できればと思います。

リーディング試験では全体で3つの長文があり、問題は全部で40問あります。試験時間は1時間で構成されています。1つの長文につき1000文字前後で構成されており、全部で3000文字を解くことになります。

正答数とスコアに関しては下記のように構成されています。

正答数スコア
40-399.0
38-378.5
36-358.0
34-337.5
32-307.0
29-276.5
26-236.0
22-195.5
18-155.0
14-134.5

スコア6.5取得するためには7割ほど正解すれば問題ないです。

現状分析からスコアが上がらない原因の把握

次に、いきなりリーディング対策をするのではなく、現時点で自分がどれくらいスコアが取れているのかの現状分析であったり、スコアが上がらない原因などをご紹介できればと思います。

公式問題を解いて現状のレベルを知る

まず初めに、公式問題集を実際に解いてみて自分がどれくらいのスコアがとれるのか確認しましょう。また、問題を解いた後に自分が苦手だったり、できなかった部分を明確にすることが大切です。

理由は、自分がどのレベルにいるか把握することができるからです。また、自分の強みや弱みの部分を知ることでどんな勉強をすべきかが明確になるからです。

例えば、単語がわからなくてしばらく考えてしまったり、文法が理解できなくて何度も読み返してしまうなどある場合は、単語と文法を重点的に勉強することが重要です。

なので、自分の現状を分析して知るために一度公式問題集を解くことをお勧めします。

スコアが上がらない原因の要素

次に、スコアが上がらない原因をご説明できればと思います。原因要素としては大きく分けて4つあると思ってます。

  1. 単語:そもそも単語を覚えていなければ文章読解は難しいと思います。IELTS 6.5以上目指すのであれば、大体3000~5000単語必要といわれています。
  2. 文法・構文:文法や構文を理解していないと文章を読む際に間違った解釈をしてしまったり、何度も読み返してしまうことが起こってしまいます。
  3. 問題慣れ:IELTSの問題形式に慣れていないと、どのように文章を読み解いていけばいいのか、あるいは質問の意図を理解できなかったりなど起こってしまいます。また、文章を要約する必要がある部分なども出てくるため何度も問題を解いていく必要はあります。
  4. 要約・速読力:文章を要約したり、一定の速度で読んでいく必要があります。
  5. 時間:回答時間が足りなくなってしまう原因は上記の4つによって起こります。なので

上記の5つの要素を改善してレベルを上げることでスコアアップにつながります。
実際に、自分自身の弱みや、問題を間違えてしまう原因などを分析してみて、どの要素が足りていないのかチェックしてみましょう。

リーディングの勉強法4ステップ

これから実際に私が実践したリーディングの学習法をご紹介できればと思います。

1. 単語を完璧にする

単語に関しては、IELTSの単語帳一冊を完璧に覚えれば問題ないです。
”実践IELTS3500”を完璧に覚えれば7.5以上のレベルまでカバーできます。

また、IELTSはアカデミック英語なのでTOEFLの単語帳でも問題なくカバーできます。
実際に自分自身は、初めはTOEFLの勉強をしていて”英単語3800″というものを使っておりました。
そちらの単語帳だけで学習して、IELTSリーディングの問題を解いた際は、専門用語除いてわからない単語はほぼありませんでした。なので、問題なく対応できます。

効果的な学習や絶対に忘れない暗記方法などはこちらの記事に紹介しておりますので、単語の暗記を効率的にしたい方は参考にしてみてください。

もちろん単語帳だけでカバーできない専門的な用語が出てきますので、IELTSで出題されるテーマに関するニュースを読んで学習することも大切です。

個人としては下記の3つのニュースサイトを活用してました。

  • CNN Health:医療や健康、食事に関しての記事が豊富なので医療や健康関連のトピックに役立ちます。
  • BBC Environment News:環境問題に関する記事を読めるので、環境に関する理解力が深められます。
  • The Guardian Education:教育に関する記事が豊富なので、教育系のトピックに対応することができます。

参考にしてみてください。

2. 文法の理解

英文を読む際に文法の理解は必ず必要になってきます。
勉強方法としては、参考書を一冊やりきり、苦手な部分を何度も復習していくことです。また、IELTSの問題を解くたびにわからないものが出てきたら調べて学習していくことが大事です。

参考書としては基礎的な英文法を網羅したもので問題ないです。レベル感としては大学受験で使うものでよいです。実際に使っていたものは、”表現のための実践ロイヤル英文法”を使ってました。

参考書はすべて解く必要はなく、わからない部分だけ学習すればよいです。
文法を理解するのも大事ですが、実際に解くことの方が大切になってきます。なので、アウトプットもしっかりと行いましょう。

3. 長文問題をひたすら解く

長文問題集を何度も解いて学習していきましょう。

問題集としてはIELTSリーディング用の参考書をできるだけ解くようにしましょう。理由は問題形式になれることができ、解き方のコツなどが理解できるからです。また、実際の長文のレベル感など知ることができるからです。

参考書に関しては市販のものは値段が高いこともあるので、無料のものを上手く活用しましょう。
こちらの記事に無料で問題が解けるサイトを紹介してありますので、参考にしてみてください。

実際に問題を解き終わったら採点して、間違えた箇所や原因を確認していき完璧にしていきましょう。
その後はひたすら音読をして復習していきましょう。

4. 公式問題集を解く

ある程度上記の1~3を学習して、単語、文法、文章読解がある程度できるようになったら一度公式問題集を解いてみましょう。

実際に問題を解いてみることで、どこまでスコアがとれるようになったのかが明確になります。問題を解き終わったら採点してみて、どの部分が出来なかったのか再度確認します。

その時点でまだ学習が必要な部分があればその部分を集中的に学習して改善していきましょう。

後は、ひたすら自分に足りない部分を改善していき、問題なく苦手な部分を克服できたと思ったら、再度公式問題集を解いていきましょう。

上記のサイクルを繰り返しやっていき、自分が目指しているスコアを取れるようにしましょう。

まとめ

今回はIELTSリーディングテストの勉強法をご紹介しました。スコアが上がらない原因や学習方法などに関しての疑問は解消できましたでしょうか。

今回ご紹介させていただいたものを是非参考にしてみてください。

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