こんにちは、Naoです。現在では、IELTSは世界的に注目されており日本でも受験者が増加しています。
皆さんの中にも、リーディングやリスニングは比較的得意だけれど、スピーキングだけはどうしても苦手意識が抜けず、どんな参考書を使い、何をどう勉強したらよいかわからないと思ったことはありませんか?実際、スピーキングは日本人にとって最もハードルが高いと感じるセクションの一つです。
今回の記事では、私自身がIELTSスピーキングでスコア7を取得するまでに使用した参考書と勉強法をご紹介できればと思います。
この記事で紹介する学習方法でスピーキングでスコア7を獲得することができました。

- スキーキングでスコア7取るための必要なスキルが理解できる
- スピーキングで7取得するために必要な参考書がわかる
- 具体的な学習方法がわかる
今回ご紹介する参考書や学習方法のおすすめの対象者としては、すでにスピーキングのスコアで6~6.5のレベルを持っていることを前提とします。IELTSスピーキングで6.5取得するまでの学習方法は別の記事で紹介してありますので、必要ある方は参考にしてみてください。
1 IELTS スピーキングバンド7の採点基準と対策ポイント
まず、皆さんはすでにご存じかと思いますが、スピーキングスコアの採点基準は下記の4つの要素になります。
<IELTSスピーキング採点基準>
Fluency & Coherence(流暢さと一貫性)
Lexical Resource(語彙力)
Grammatical Range & Accuracy(文法の幅と正確さ)
Pronunciation(発音)
バンドスコア7を取るためには上記の4つのレベルを上げていく必要があります。また、スピーキングのバンドスコア7の評価基準としては下記になります。

バンドスコア7の評価基準を満たすことで7を達成することができます。
第二章で、スコア7達成するために使用した参考書と特徴を説明して、第三章で具体的な学習方法を解説できればとおもいます。
2 スピーキングでスコア7目指すために使用した参考書2選と特徴
これから実際に使用した参考書と特徴をご紹介できればと思います。
1 IELTS Speaking Strategies
一つ目の参考書としては IELTS Speaking Strategiesという参考書です。
言語はすべて英語で書かれています。内容の特徴としてはスピーキングテストのパート1から3までにおいて、バンドスコア7以上を達成するために抑えておくべきポイントを解説してくれています。
パート事の基本的な回答の仕方、役立つイディオム、複数の例題など紹介しております。また、どのような回答がスコア5で、特定の部分を改善するとスコア7レベルになるなど丁寧に比較して解説してくれています。
<まとめると、こちらの参考書のポイントとしては下記になります>
・バンドスコア7以上獲得するための重要ポイントの解説
・パート別にハイレベルの回答の仕方の説明
・スコア7以上取るために必要なイディオムや構文などの紹介
・実際のテスト問題と解答例の紹介
上記の4つのポイントがバンドスコア7取るために必要な部分になります。
したがって、参考書の内容を学んで使いこなせるようにマスターすれば、スピーキングテストでスコア7以上取ることが可能です。
具体的な学習方法は第三章で解説できればと思います。
2 IELTS Examの無料問題を活用
二つ目としては、物理的な書籍ではないのですがオンラインで無料で使えるサイトのIELTS EXAMというものです。こちらのサイトでは、基本的にリーディングやリスニングといった全セクションの問題を無料で解けるものになっています。
スピーキングの例題と回答例がかなり多くあり無料で解けることが特徴です。例題の種類としては多くの分野をカバーしており幅広く練習することができます。また、回答例も複数のパターンの回答の仕方を紹介しているので参考にできるものが多い点が利点です。
実際に自分自身もこちらのサイトは活用してとても役に立ちましたのでとてもお勧めします。こちらの活用方法に関しても第三章で解説できればと思います。
IELTSの問題が無料で解けるサイトはこちらにまとめてありますので参考にしてみてください。
3スピーキングの参考書を活用した学習方法
ここからは学習方法について説明していきます。
上級レベルの英語表現を身に着ける
IELTS Speaking Strategies を活用して表現力を上級レベルに仕上げていきます。 具体的なステップとしては下記になります。パート別に役立つイディオムやフレーズを習得
1 パート別に役立つイディオムやフレーズを習得
こちらの参考書では、パート事に説明が分かれており、章の初めに役に立つフレーズやイディオムなどの紹介をしてくれています。それらの表現を理解、暗記して自分なりに文章を作ることが大事です。
例えば、 To be honest with you(正直に言いますと)という表現を学んだ際、To be honest with you, I’m not a big fan of living in the city(都会に住むのがあまり好きではありません)というように自分で文章を作ってみることをお勧めします。
フレーズを学んだだけでは喋れるようにはならないので、実際の会話を意識して文章を考えて作ってみてください。
また、バンドスコア7以上取るためには、難易度の高い語彙やイディオムはもちろんですが、Discourse Marker、Paraphrasingなどが必要になってきます。そのような内容も詳しく参考書に記載されているので学習していきましょう。
2. 例題を活用して実際に回答をしてみる
イディオムやフレーズなど英語表現を習得出来たら、実際に例題を活用して回答していきましょう。複数の例題と回答が書かれているので、例題を読み自分なりに回答してみてください。その際に自分の答えと回答を照らし合わせて比較していきましょう。
また、回答と照らし合わせる際に、よい回答例があるのでそれらを暗記していくのも一つポイントになります。初めのうちは完璧に回答するのが難しい場合は答えを暗記することも一つのやり方なので、必要であれば実践してみてください。
3. 本番形式で練習
例題を使ってある程度練習をして、回答に自信が出てきたら本番形式で練習してみましょう。
本番形式の場面を想定して、自分の音声を録音し問題を解いてみてください。
また、パート2に関しては、実際にタイマーで2分測って音声を録音して回答していきましょう。
のちに音声を聞き返すと、自分の発音や文法あるいは流暢にしゃべれているかどうか明確に確認することが出来るのでとてもお勧めします。何度も聞き返して、自分自身の課題を修正していけばスピーキング力が向上するので是非実践してみてください。
例題を解いてアウトプットを繰り返す
IELTS Speaking Strategies の基本的な部分をマスターし、例題も問題なくスムーズに回答できるようになりましたら、後はひたすらアウトプットをするのみです。初めに紹介した、オンラインでの無料問題集をといて繰り返し練習することをお勧めします。
スピーキングにおいてはいかに、自分で考えて声を出してアウトプットすることが上達につながります。
他の方法を利用してで学んだことを実践
今回紹介した参考書以外で、日常生活において学んだことを繰り返しアウトプットすることをお勧めします。 やり方としてはいろいろあると思います。おすすめとして人と実際に会話することが良いと思います。
一人でしゃべることと、実際に相手がいて会話することは全く別物です。一人でしゃべることはできたが、会話になると緊張や雰囲気なので実際にしゃべれないことがあります。自分自身もそのような経験がありました。
なので、友人と練習したり、英会話カフェなどでネイティブの人と会話する方法などはとてもお勧めします。 そのほかの方法として下記のようなものがありますので参考にしてみてください。
・低価格でできるオンライン英会話
・英会話Meetupに参加する
・友人と練習
・会社に外国人がいたら練習をお願いしてみる
・バーに行って外国人と会話してみる
・海外の人と会話できるアプリを使う
etc…
また、英語学習をするうえで、学んだことを忘れてしまったり、復習のタイミングを忘れてしまったりあると思います。科学的根拠に基づいた効果的な英語学習方法を別の記事で紹介してますので気になる方は参考にしてみてください。
まとめ
今回は、IELTSスピーキングでバンドスコア7取るために使った参考書と学習方法をご紹介しました。少しでも役に立つ情報であれば嬉しいです。
是非、参考にしてみてください。