皆さんこんにちは、Naoです!
IELTSスピーキングのパート2の学習をしているが効率的な対策方法を知りたい。スピーチする際の話の流れや構成を知りたい。高得点を取るために何をしたらいいのかなど疑問に思ったことはありますでしょうか。
今回は、初心者でもすぐに実践できるスピーキングパート2で高得点を取るために押さえておくべきポイントを4つご紹介できればと思います。
今回ご紹介する方法を実践した結果スピーキングで7を獲得することができました。
本記事のお勧めの対象者
・パート2の対策をしているが、そこまで時間がないので高得点取るための最低限のポイントを知りたい方
・スピーチで話が止まったり、詰まったりしてしまうから流暢に話せるようにしたい方
- パート2で高得点取るための対策やポイントを理解できる
- スピーチでの話の構成や組み立て方がわかる
- スピーチで詰まらずにしゃべる方法がわかる
IELTSスピーキングパート2の採点基準と注意すべきポイント
すでに皆さんはご存知だと思いますが、IELTSスピーキングパート2における問題の構成と採点の基準を理解しておくべき必要があります。本番では、特定のお題が書かれているトピックカードが渡されてそれについてスピーチしていきます。
初めに1分間メモを取る時間があり、その後2分間のスピーチを行います。例えば、下記のようなお題が出されます。
Describe a product that you recently bought
You should say:
What you bought
How you bought it
Why you bought it
And explain why you were happy with that product.
上記のケースでは、“最近購入した製品”に関してスピーチを行います
スピーキングパート2の採点基準としてはパート1と同じで下記の4つになります。
1)流暢さと一貫性: 詰まることなく流暢に話せて一貫性がある。適切な接続詞を使って理論整然と話せている。
2)語彙:幅広い語彙や熟語を正しく使えている。
3)文法:様々な構文を自然に使えている。
4)発音:正しい発音ができている。
出典元:詳細はIELTS公式サイトから確認できます
上記の4つの採点項目を意識して対策していくことが重要です。
また、多くの人が勘違いしがちなものとしては、お題の質問内容(You should say以降の部分)にすべて回答しなければならないという点です。結論から言うと、質問すべてに回答しなくても問題ないです。評価基準に含まれておらず、すべて回答したからと言って得点が上がるわけではありません。
したがって、メインのトピックである“最近購入したもの”に関してスピーチを行い、採点基準の項目内容を満たせていれば問題ないということになります。
内容に引っ張られずに自分自身で話のストーリーを自由に考えていき高得点を獲得してきましょう。
次の章から、高得点取るためのポイントをお話していければと思います。
パート2で高得点取るために押さえるべき4つのポイント
スピーキングパート2では2分間スピーチがありますが、実際にどのような対策をすれよいのかであったり、話す際に途中で詰まったり、どんな構成で話を進めていくか混乱したりなど経験があると思います。今回は上記の悩みを解決する内容を含んだ、高得点取るための4つのポイントをご紹介できればと思います。
1.スピーチの構成と話の流れを考える【長く話すコツも紹介】
まず初めに重要なポイントとしては、スピーチの構成をシンプルかつ分かりやすく作ることです。全体の構成が頭の中で理解できていれば、途中で何をしゃべっているのかわからなくなったり、混乱してしまうなど避けることが出来るからです。また、スピーチの内容自体が一貫性を保てるようになるので採点項目である“一貫性”を満たせばスコアアップにつながります。
スピーチ全体の構成としては、下記の3つに沿って話を作ることをお勧めします。
1 Introduction(話す内容の紹介や前提の部分)
2 Details (メイントピックに関する具体的な内容)
3 Conclusion (スピーチの締めであったり、追加の説明など)
上記の3つに沿った実際のスピーチ内容をご紹介できればと思います。初めに紹介したお題に対する実際の回答が下記になります。
<Introduction>
I would like to talk about a pair of wireless earbuds that I recently bought and have completely changed how I listen to music and attend online meetings. They’re a famous brand named SONY which is known for their excellent sound quality and noise-canceling features.
<Details>
I bought the earbuds online from a popular e-commerce platform called Amazon during a big seasonal sale. The process was very smooth—I compared several options, read reviews, and finally decided on this particular model because it had the features I wanted, like a long battery life and seamless pairing with my devices. The price was also discounted, which made it even more appealing. The main reason I bought them was because I was struggling with my old wired earphones, which kept tangling and often had poor sound quality. I needed something reliable for work meetings and for relaxing with music or podcasts.
<Conclusion>
All in all, I’m extremely satisfied with the earbuds because they’ve made my daily life much more convenient. The noise-canceling feature blocks out distractions, and the sound quality is fantastic. I feel it was worth every penny, and I’d highly recommend them to anyone looking for a similar upgrade.
まず、Introductionの部分で、メイントピックである”イヤホン”について話すことを説明し、簡単にどのようなものか説明します。
その後Detailsで具体的に、商品に関する説明、いつ、どのように、どうやって、なぜ購入して、購入に至った理由などの説明をします。
最後のConclusionで総括してなんで満足しているのか、おすすめすることなど説明して締めくくります。
上記のような形式でスピーチ内容を作ることでスムーズな流れで端的に説明できるのでとてもお勧めします。
上記以外で、実際に実践してみて役に立ったスピーチを作る際のテクニックとして下記のようなものがありますので是非参考にしてみてください。
2. 分野別重要な語彙やイディオムを覚える。
二つ目のポイントとしては、難易度の高い単語やイディオムを覚えることです。高得点をとるためには普段使わないようなフレーズや英語表現を使う必要があります。
それらをスピーチで使うことで採点項目である語彙力があると見なされ高得点につながります。
例えば、amazingの代わりにstanningを使ったり、it looks delicious の代わりにit looks mouth-wateringを使ったり、あるいはit makes me annoyed ではなくit drives me up the wallなど上級表現を使うことが重要になります。
別の記事でIELTSスピーキング7取るために使った参考書と学習法を紹介しております。そちらで紹介している参考書では高得点取るために必要なフレーズや語彙などを紹介しているので是非参考にしてみてください。
3. 接続詞の使い方をマスターする
次に重要なポイントとしては、接続詞の使い方をマスターすることです。接続詞を使うことで、文と文を繋ぎスムーズかつ論理的な話をすることができるからです。
したがって、採点項目である流暢さと一貫性の部分が評価されて高得点につなげることが可能です。
よく使われる基本的な接続詞を知っておくだけでも、十分一貫性があり理路整然とした話をすることが出来るので、最低限下記の接続詞は覚えておきましょう。
- 順序: First, firstly, first of all, Next, Finally
- 追加: Moreover, Furthermore, In addition,
- 対比: However, On the other hand, In contrast
- 例示: For example, For instance, Such as
- 結果: Therefore, As a result, Consequently
- 結論: In conclusion, overall, all in all
また、接続詞を使用することで語彙力があると評価されて得点につながったり、話をスムーズにすることができて詰まることなく話せるメリットがあります。
接続詞を使った文章を自分なりに考えて練習をして使いこなしていきましょう。
4. スピーチを録音してフィードバックと改善を繰り返す
最後に重要な点としては、スピーチの練習をする際に音声を録音して聞き返し改善していくことです。自分の音声を聞いてみると、意外と発音ができていない部分があったり、話のテンポに違和感があったりなど気づく部分がでてきます。
やり方としては、録音/練習→聞き返す→課題抽出→改善→録音/練習のサイクルをくりかえしていきましょう。上記のサイクルを繰り返して足りていない部分を改善しベストなスピーチができるようにしていきましょう。
発音矯正に役立つアプリを別の記事で紹介してありますので、興味ある方は是非参考にして活用してみてください。
まとめ
今回の記事ではIELTSスピーキングのパート2で高得点獲得のための押さえるべきポイントをご紹介しました。
スピーキングではどれだけアウトプットして練習したかが上達のかぎになるので、何度も繰り返し練習していきましょう。